出雲発の次世代照明『LED照明器具』

 今回は、『LED照明器具』(平成26年度認定)をご紹介します。製造者であるDoライト株式会社の影山社長にお話しをうかがいました。

 

■交流駆動×LED = オリジナル照明

―DoライトのLED照明器具の特徴は何ですか?

 「交流駆動方式と独自の放熱技術です。 LEDはほとんどが直流駆動方式ですが、

 通常の電源は交流であるため、交流から直流に変換する変換器が必要となります。

  交流駆動方式を採用することで、変換器が不要になるので、コンパクトで

 故障もしにくくなり、省電力化が実現できます。

  またLEDは発熱により劣化していきますが、独自の放熱技術を採用することで、

 長寿命化と性能維持を実現しています。」

s-③.jpg

放熱効果の高いLED照明

 

■水銀灯からLED照明へ

―開発のきっかけを教えてください。

「一般照明用の高圧水銀ランプの製造・輸出入が2021年以降禁止となる水俣条約を知り、

水銀との代替が可能で省電力となるLED照明に商機を感じました。

もともとは建材や車の販売をしており、LEDに関してはまったく未知の領域でした。

 韓国人技術者河氏と出会いにより、彼が開発したアルミニウムの放熱板にカーボンを

塗布した部品を交流型LEDチップに付けた小型の懐中電灯ほどのLEDモジュール

(上記写真)が、変換器のいらない交流のままで点灯し、放熱技術の高いLED照明の

製品化になりました。」

 

■Doライトの遺伝子

-どのような会社ですか?

・オンリーワン製品開発

 「私たちは大手企業が既に作っているものは作りません。大量生産体制をとっていませんので、

 同様の製品を作って価格競争をすると対抗できません。

  交流LED照明技術を軸に、未経験ゆえの新しい発想力をもって開発を進めることで、

 大手が参入しない部分に挑戦しつづけて、オンリーワンの製品を生み出しています。」

 

・ご縁を大事に

 「新しい製品は、技術開発・製品化・性能試験など多くの過程を経て形になっていきます。

 関連のないような業種の方も、話をしてみるとお互いに連携できることが見つかります。

 素人でも組んでいけばできる。ヒントが出てくると思うんです。

  多くの方々との繋がりの中で、今では産学官連携によって製品開発を進めているものもあります。

 看護師の方々の要望を形にしたハンズフリーライト『ルミナース』も島根大学医学部、㈱島根富士通との

 連携によって生み出されました。

  製品は人との繋がりでより良いものとなっていくことを実感しており、昔からいわれている

 出雲地方の『ご縁』を大事にしたものづくりをこれからも続けていきます。」

s-s-z①.jpg

取材にご協力いただいた影山社長と、出雲ドームからネーミングした吊下げタイプの「DOME Light」

 

■街路灯革命「DoRe」(ドーレ)

-おすすめの製品は何ですか?

 「工場の照明など事業者向けの製品が弊社の主力となりますが、

 生活に身近な製品としておすすめなのが街路灯です。

  特許登録済である反射板配光方式という技術を用いることで、直接目に入る光が少なくなって

 眩しさが減り、必要な部分にLEDの光を照らすことができるため、道路はより明るくなります。

  もちろん低消費電力や長寿命も合わせ持つので、省エネ率83%、LED交換は15年不要といった

 メリットがもりだくさんの革命的な製品です。」

s-Do.jpg  s-⑤.jpg

街路灯「DoRe」設置の様子             「DoRe」製品見本

  

s-②.jpg
LED照明による、出雲大社・旧大社駅のブルーライトアップ    

.

Doライト株式会社の詳しい情報はこちら

http://izumo-brand.jp/goods/h26/index.html