出雲から羽ばたく『アルファ化米』

今回は、『アルファ化米』(平成28年度認定)についてご紹介します。

 

■アルファ化米は魅力がいっぱい

―アルファ化米とは何ですか?
 人の体内酵素では消化されない生米(βデンプン)は、炊飯するとご飯(αデアルファ取材-1.jpgンプン)になります。これを急速乾燥させ、αデンプンの状態を保持させたものがアルファ化米です。よく無洗米との違いを聞かれますが、アルファ化米は、洗米が不要なだけではなく、つけ置きも不要です。また早く簡単に炊くことができ、長期保存も可能、炊き込みご飯などの味ごはんに味がのりやすいといった多くの魅力を持つお米です。

お話しを伺った日野所長(左)と開発担当の本田課長(右)

 

■お米を通じて、時代と共に成長

―会社の歴史を教えてください。
 昭和40年代に、国策として学校給食の主食がパンからご飯に移り、今までパンを作っアルファ取材-2.jpgていた設備を使って給食用のご飯を炊いていました。そこで当時のパン窯で加熱すれば食べられるお米の開発が求められました。これがアルファ化米商品開発に取り組んだきっかけです。学校給食への導入やベトナム戦争への食糧補給により会社は徐々に拡大していき、阪神淡路大震災をきっかけに災害備蓄品の開発にも力を入れるようになりました。現在は家庭で食べていただける商品に力をいれており、ラインナップを揃え、店舗だけでなく通販でも販売しています。またカスタマーサポートにおいては、専門的な問合せにもお答えできるようコールセンターも自社に設置し、日々改善を目指しています。

 

■アルファー食品の内なる3つの想い

―どのような会社ですか?
① 技術は財産
 弊社は4課からなる研究開発部を組織し、大学での研究も20年以上続け、「ご飯がおいしくなる温度」や「食感の改良」につなげてきました。お米は産地や季節によって状態が変わりますが、得られた研究成果を活用し、お米の配合比率や精米・炊飯条件等を調整し、均一な品質を保つ努力をしています。こうして蓄積された研究やノウハウといった技術は、良い商品を作る根幹となるので、会社の財産として今後も投資していきたいと考えています。


② 社会に対する貢献
 災害のあった被災地での食事は、パンや乾パンが多く、お米を食べたいという声があることを知りました。是非お米を届けて元気づけたいという想いから、水やお湯だけで食べられる非常食の開発に着手しました。東日本大震災では通常販売を停止し、工場をフル稼働させて被災地に優先的にお米を届けられるよう社員一同がんばりました。


③ お米で世界制覇
 食卓を囲むみんなが幸せになるような「愛情ごはん」をテーマとし、給食用・業務用・災害用・家庭用と幅広い用途の商品を展開し、アルファ化米業界においてはトップシェアを獲得しています。私たちの夢は、カップメンに負けないカップライスを開発し、食卓で手軽においしいご飯を食べていただくことです。

 

■おいしさとお手軽さを兼ね備えた「出雲の国から」シリーズ

―おすすめ商品は何ですか?
 炊飯器で手軽にお赤飯、おこわを楽しめる「出雲の国から」シリーズです。弊社のノウハウを集結し、もっちりした食感やおいしさを実現しています。また食欲をそそるあずき色に染まった赤飯も、こだわりのひとつです。お祝いや贈答だけではなく、日々の生活の中でも是非召し上がっていただきたいと思います。

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アルファー食品の詳しい情報はこちら

http://www.izumo-brand.jp/goods/h28/alpha.html